関根工業有限会社では、群馬県東部エリアを中心にガス設備工事・地中熱事業・推進工事・大口径融着配管工事の施工を承っております。

地中熱利用システム

トップページ > 地中熱事業 > 地中熱利用システム

地中熱利用システム

遊休井戸を活用した「地中熱利用システム」のご提案

数十年前まで、多くの家庭で使われていた自家用の遊休井戸が利用できれば、戸建て住宅の冷暖房に必要なエネルギーを得ることが出来ます。
弊社では、掘削費の不要な「遊休井戸を活用する」地中熱利用システムをご提案いたします。

採熱後の地下水利用でメリット

地下水を利用する熱利用では、冷房暖房の採熱を行った後の地下水を、飲料以外の用途に市水に変えて利用することで、新たなメリットや水道費(下水道費)の節減ができます。 採熱後の地下水利用を具体的に実施した事例を紹介します。

農芸ハウスの地中熱利用の加温・冷却システム

  • @鉢花への給水の散水
  • A積雪によるハウス破損防止のための散水利用

自動車販売店舗の地中熱利用冷暖房システム

  • @洗車用水
  • A工場の屋上散水で冷却
  • B日除けに霧化散水で冷却・冷却感

戸建て住宅の提案システムの1例

6〜10畳の3〜4室への冷暖房導入と、採熱後の地下水を雑用水等に活用するシステムの1例です。

お客様の土地環境・住宅・用途・ご予算によりアレンジいたします。

遊休井戸は、まず「井戸深さ・水深・水量・水質」を調査し、利用の可否を判断し、システムの提案をいたします。

地中熱利用システムの施工例

1.戸建住宅 「実証試験」

採熱法
  • @井戸(3m深さ)に樹脂製熱交換器挿入 …クローズドループ方式 
  • A井戸(3m深さ)に揚水し熱交換器へ …オープンループ方式
  • B深さ2m×8mの溝に樹脂製熱交換器を敷設 …クローズドループ方式
室内 冷暖房・11畳(2F)、7畳(2F)、7.5畳(1F)、10畳LDK(1F)。
LDKに2方式の室内機設置。LDKに床暖房設置。

2.樹脂成型工場の地下水直接利用

井戸
  • 既存の井戸の活用
  • 井戸深さ:20m
  • 揚水量:12トン/時間
樹脂成型工場の換気冷房 5000m3/時間の外気を冷却(33℃ → 28℃)
熱交換器を使い、地下水(17℃)で吸入外気(35℃)を冷却。
樹脂成型機の成型金型の冷却 熱交換器で、冷却循環水を地下水で冷却する。メンテフリー熱交換器採用。

3.鉢花栽培ハウスの加温・冷却

井戸/設備
  • 既存井戸:70m
  • 揚水能力:7トン/時間
  • 約150坪の鉢花の育苗棟
冬季の加温/夏季の冷却 冬季加温の重油費の削減と夏季の冷却、18℃で年間稼働の園芸ハウスとすること。
地中熱ヒートポンプ装置 30kwh。既設の重油暖房機87kwhを併用。
<併用目的:投資コスト抑え、二重の安全加温(極寒のカバー、故障のカバー)>
地中熱利用優先の制御:85%が地中熱、重油暖房機は15%の稼働
採熱後の地下水の利用 加温の無い通路等のハウス屋根の積雪防止の散水装置。
降雪が始まりや降雪の恐れのある時に散水。<融雪ではなく積雪荷量の低減>

4.自動車販売店舗の地中熱利用システム

井戸
  • 揚水井戸と排水井戸を掘削
  • 井戸深さ:12m
  • 揚水量:1.5トン/時間
事務棟の冷暖房(省エネ目的) 10kwの地中熱ヒートポンプ(余力有)
大幅な熱利用「17℃→27℃ 10℃の採熱」で、一般の2倍以上。
採熱後の地下水の利用
  • @洗車用水とする
  • A特殊布日除けに霧化散水で涼しく
  • B修理棟の屋上に拡散布と散水により気化冷却

お客様のご要望に応じた提案をいたします。

戸建て住宅に地中熱利用(地下水利用の冷暖房)システムを導入する場合は水質検査を実施し、地下水利用に支障が無いことを確認した上で、庭の散水、洗車、洗濯水、日除け(テントやつる草)への霧化散水等、お客様のご要望に応じたご提案をいたします。
まずは、お気軽にご相談ください。

正社員スタッフ募集:詳しくは募集要項をご覧ください。
積算依頼のご案内

ご送付いただいた積算依頼書の内容を元に、各種工事に発生する費用を無料で積算致します。
積算依頼担当者宛にご送付ください。

積算依頼について

積算依頼書ダウンロード

採用情報

ガス配管・土木・その他管工事の正社員スタッフを募集中です。詳細については募集要項をご覧ください。 ご応募をお待ちしております。

採用情報